香積山徳昌寺は、曹洞宗の寺院(禅寺)です。
文明11年(1479年)に兼続公の義曾祖父昌山一徳居士を開基とし、耕陰道夫和尚を開山として創設以来、直江家の菩提寺として榮え、四世精麿和尚代に上杉謙信より七堂伽藍の寄付を受けました。
天保7年(1836)の大火で焼失し、現在の本堂は大豪商大坂屋三輪家の寄進や尽力により再建されたものです。
徳昌寺には直江家ゆかりの位牌が残されています。同寺では、直江兼続を偲んで新たに夫妻(兼続公・お船の方)の位牌を作成しました。現在は、「兼続お船ミュージアム」に展示されています。
徳昌寺は、良寛とも深いつながりのあるお寺です。良寛と交友があった維馨尼や三輪佐一の墓があり、良寛とのエピソードが数多く伝えられています。
境内から縄文時代中期から晩期にかけての土器や石器が多数出土し、特に火焔型土器を含む中期前半の土器が豊富です。
また、小形の竪穴住居跡1棟も発見され、これらの出土した遺構や遺物の内容から、中期には規模の大きい集落跡であったと考えられます。
アクセス
所在地 | 新潟県長岡市与板町与板乙6025 |
アクセス | 最寄り駅からのアクセス JR信越本線「長岡駅」からバスで40分、「与板仲町バス停」下車、徒歩5分 最寄りICからのアクセス 北陸自動車道「中之島見附IC」から車で25分 |
駐車場 | 与板支所・まちの駅よいたに駐車可 |
お問い合わせ | TEL 0258-72-2423 |