良寛詩歌碑公園(いしぶみの里)

いしぶみの里菖蒲

良寛や弟の由之(ゆうし)の詩歌など19基のいしぶみが点在する旧黒川沿いの河川緑地公園。

春の桜はもちろん、東京都葛飾区の堀切菖蒲園より贈られた菖蒲の植え込みとともに良寛の歌碑を楽しめます。

良寛や由之と、与板の人びとの深い交流が垣間見えます。

良寛と与板町は深い関わりがあるんですね

良寛や由之の詩歌碑19基を紹介

良寛歌碑 配置案内図

良寛詩歌碑公園(いしぶみの里)には19基の詩歌碑が点在しています。

よいたん

ひとつづつ写真で紹介します

1.「カラス」の仇名(その一)

2.「カラス」の仇名(その二)

3.維馨尼宛書簡

維馨尼宛書簡

 正月しょうがつ十六日よる

春夜しゅんや二三こう

等間とうかん紫門さいもんより

微雪松杉しょうさんおお

孤月層巒そうらんのぼ

人を思えば山河さんが遠し

ふでふくんで思い萬端ばんたん

 与板大坂屋

      良寛

維馨老尼いきょうろうに

4.維馨尼(いきょうに)の歌

5.瓢箪の俳句

瓢箪の俳句

わがこひ(恋)は ふくべで

 どぢやう(泥鰌)を

       おすごとし

         良寛書

いしぶみ写真102

6.酒の戒語

酒の戒語

酒をあたためてのむべし

おこるべからず

のみて大食すべからず

こゑ(声)をいだすべし

  但 よふ(酔う)て かか

  なぐる可(べ)からず

         良寛より

大坂屋どの

7.弟由之への歌

弟由之への歌

散幾久転餘さきくてよ 志報能理左可(遠)しほのりさかを 己江天こえて 己無こむ

幾々能きぎの 古数幣尓こずへに 波奈(左)久者留波はなさくはるは

       

         良寛書

8.以南の句

以南の句

露に散り

嵐にはづむ

蛍かな 

         以南

9.由之の歌

由之の歌

十二月六日

心にハ思ふ物から老らくの

 おのづからなる

  おこたりぞうき

良寛様      由之

10.およしさ宛書簡

11.宛名のない手紙

宛名のない手紙

此人一夜 

御とめ可被下候

         良寛

12.山田杜皐宛書簡

山田杜皐宛書簡

毛呂東も耳もろともに

登理安閑之どりあかし

安起乃あきの

美于みに當川幾たづき

留毛るも

  之羅春天しらずて

文月廿五日

     数可堂すがた

杜皐老     良寛

13.良寛書翰と徳充院書翰

良寛書翰と徳充院書翰1
良寛書翰と徳充院書翰2

14.子を思う父の句

子を思う父の句

炉ふたいで そのおもかげを 

          忘ればや

安永丙申春三月書    以南

15.蛍となりて

16.良寛の三条地震見舞状

17.虎斑賛美の良寛詩

18.父以南を偲ぶ歌

19.良寛の与板入り

良寛詩歌碑公園(いしぶみの里)へのアクセス

所在地〒940-2401 新潟県長岡市与板町東与板